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受講メモ RWD 20240406_1-4限
RWD 講義 第1回1-4限 20240406
講師:笹渕先生
テーマ:臨床課題分析と実務マネジメント
講義の目的
データベース研究の計画をたてることができる
講義の目標
- Research questionを⽴案できる
- 文献検索ができる
- 研究チームを編成できる
講義の流れ
1限目 Research questionの⽴案
- 研究の種類
- RQの構造化
- FINERチェック
2限目 ⽂献検索
PubMed検索 (Clinical Queries)
3限目 チーム編成の検討, 研究プロトコール作成
Tipsのメモ
- FINERを確認する
Feasibilityが低いが皆がInterestingと考える研究をするとよい
- PICO/PECOは予測研究はPPO(Patient; Predictor; Outcome)
- 記述研究ではPV(Patient; Variable)
- 専攻文献 Novelかどうか effect sizeの確認、交絡因子を確認する
- Feasibility:自分にとってはFeasibilityが低いが他人にとっては難しい研究が良い
- 文献検索:読むべき論文は厳選する(英文/High Impact Factor)
- PubMedの便利な機能を活⽤する • 1. Clinical Queries • 2. MeSH Terms
- Hit数は50件以内に収める
- Title → Abstractの順番に読む
- 検索に時間をかけない 検索したらすぐに読む 論文を読むことに時間を費やす
⽂献の整理に時間を書けるべからず!
そんな暇があったら1本でも多く読むべし!
- 「孫引き」を使う。厳選した論文の孫引き。
- MeSHの利点:同義語を含めた漏れのない“意味”検索が可能
- MeSHの欠点:最新論文もれる。MeSHが存在しない概念。
- 出版年とImpact Factor(Google Chrome プラグイン)で絞る
感想
- 実習が楽しい。不慣れな分野でも臨床家の意見を聞きながら研究計画を立案し、CQをrelevantな研究計画に昇華させるのは、やりがいがある。
- 研究立案から研究計画の作成までのエッセンスをわかりやすく説明。実習も通してRQの作成までの道のりを負担なく勉強できた。教える立場としても、この内容で4限講義できると良いと思う。
For further reading
Designing Clinical Research ペーパーバック – 2022/5/19